■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.798 <798号:わが国の、マイナスの潜在成長力の問題> 2015年11月18日:日本の潜在成長力と財政破産の時期 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-30484.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015111818000029862 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。15年7月~9月(7-9期)のGDP速報が、1昨日、内閣府から発表されました。2期連続のマイナスで、実質GDPで-0.8%(年率換算)でした。物価の変化を含む名目GDPでは、0.0%です。 10-12期は、少しはプラスになるかも知れません。しかし「異次元緩和」を2年半続け、日銀が185兆円のマネーを増発しても、物価とGDPの成長に、ほとんど効果を及ぼしていないことには驚きます。 なぜ、量的緩和が効果を生んでいないのか。 その経済学的な理由は、 ・わが国の「潜在成長力」がマイナスになっていて、 ・その潜在成長力が発揮されたときの「自然金利」がマイナスになっているためでしょう。(797号のクルーグマンが指摘したことです) 日銀の黒田総裁は、「2015年度には・・・、いや2016年度には・・・」と、会見のたびに、先延ばしを続けています。さすがに、「所期の目的を達成している」という表情に、苦しさがにじんでいます。 わが国の官僚組織は、政策の無謬神話の中を生きています。政府の政策に誤りはないということです。「**の点で間違えた、従って、今日から**に変更する」でもいいと思うのです。間違えた道を進めば、副作用が大きくなります。 第二次世界大戦に突き進んだ時も、軍人(これも官僚です)が、政策の方向転換ができなかったのです。 クルーグマンが、金融政策だけではダメだったと、リフレ派を代表して白旗をあげた記事を、15年10月20日のNYタイムズ紙に寄稿したのは、前号で書きました。3つの重要な概念を、論に入るまえに、解説しておきます。… … …(記事全文16,284文字)
