■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.797 <797号:失敗した異次元緩和が向かう決着点(1)> 2015年11月12日: 異次元緩和の見込み違い EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-30241.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015110510000029617 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。前号の<世界は量的緩和をいつまで続けるのか>のシリーズの、2号目です。前回は、米国でした。 デリバティブの中に隠れる金融機関の大きな損失が、FRBの利上げとともに、露呈することになるでしょう。 利上げは、2008年11月からの3回にわたるFRBの量的緩和によるドルの増発(約4兆:480兆円)の規模が、今後の金融政策を不可能にさせているというFRBの考えから来るものでしょう。 最初の予定は、15年9月でした。しかし、6月からの中国株ショックと新興国経済の減速から、来年に延期されたとも見られていました。 そして11月現在では、また12月に実行と二転三転しています。 原因は、FRBが量的緩和からの出口政策をとったときの、波及的な影響を計りかねているからです。 臨床医学で言うと、現金の輸血で上がりすぎている血圧を下げる対症療法をとった場合、医師が、その治療の人体への影響を測りかねているため、診療方針にためらいが生じているのです。中央銀行は、金融・経済を左右する絶対的な能力をもっているように思われていますが、実際はそうではない。診断を間違え、治療を誤ることは、度々でした。 今回は、わが国です。米国の量的緩和は、金融危機への対策でした。ユーロも同じです。しかし日本の量的緩和は、脱デフレ、つまりインフレ目標(2年で2%)の達成を目的にしています。 金融危機に効き、リフレと経済成長にも効く量的緩和は、万能薬と見られているのかも知れません。(注)実際は、量的緩和は万能薬ではありません。… … …(記事全文20,591文字)
