■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.796 <796号:世界は量的緩和をいつまで続けるのか(1)> 2015年11月04日: 8年間のマネー増発 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-30241.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015110510000029617 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。早くも11月です。昨日、ふと眺めた夕刻の、たなびく雲が、一筋オレンジに染まり、周囲の灰色の雲との対比が鮮やかでした。この色は、晩秋にしか見ることができないものでした。 なぜか、錯覚していたことがあります。ベランダから見える霞(かすむ)む山系は、奈良の生駒山と思いこんでいたのですが、その方角と真逆の六甲山でした。迂闊(うかつ)なことですが、私の観念の中で、約1年半、地図の東西が逆になっていたのです。日が沈む方角を、日が昇る方向と見ていたのですから、これは酷(ひど)い。 他にも、こうした思い違いがあるのかもしれないとも反省したのです。 今回のテーマは、2008年9月のリーマン危機以降に開始された、量的・質的緩和の行く末がどうなるかの検討です。 ・量的緩和とは、中央銀行が国債を買ってマネーを増発することです。 ・質的緩和とは、中央銀行が、国債以外の、株・債券・不動産証券(REIT)、及びデリバティブ証券を買うことを言います。 【FRBの3回のQE(量的緩和)】 米国のFRBは、リーマン危機後2か月目の2008年11月に超的緩和を開始し、2010年の6月まで続けました。これがQE1(量的緩和第一弾)であり、FRBが国債を買って増発したマネーは$1.725兆(207兆円)でした。 その後も、鎮火されたと見られていた危機が、熾火(おきび)のように、奥でくすぶることを続けていたため、QE1の停止後4か月経った2010年11月にはQE2を開始しました。2011年6月までの、8か月間の金額は6000億(72兆円)でした。 このQE2を実行しても、金融と経済の正常化には不十分で、1年3か月後の2012年9月には、QE1並みに大規模なQE3(Quantitative Easing3)を始めました。QE3は2014年10月まで2年1か月続きました。… … …(記事全文11,866文字)
