■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.788 <788号:通貨の信用の、根底にあるものは何か(2)> 2015年9月09日:世界の量的緩和で明らかになったこと EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-29234.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015091010300028606 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ こんにちは、吉田繁治です。9月になって、秋らしい風も吹くようになってきました。日の落ちた夕方に、45分くらい早足での散歩を続けています。自己感覚では競歩ですが、それにしては遅いのです。 数年前に買った、片足で1.5kgくらいの重さの、鉛が入っているかと思える靴をはいて、手をおおきく振っていると、雨あがりの涼しい日でも20分たつと汗が吹き出します。1か月続いています。楽しみになってきました。風景には、街と木々や草のにおいがあります。 強い雨になり、しとどに濡れてたどりつくことも数回ありました。 散歩は考える時間として、いいようです。 漱石の『草枕』の冒頭から1節。カナダの天才ピアニスト、グレン・グールドが、草枕の英訳(Three Corners)を手放さず読んでいたと知り、なるほど、うずくまる物語のようなグールドのピアノにも通じると思え、ますますその文章が、好きになりました。眠るときには、バックライトで照明がいらないKindleで読んでいます。 空から降る雨を形容する「幾条の銀箭」が、光っています。 <茫々たる薄墨色の世界を、幾条の銀箭(ぎんせん)が斜めに走るなかをひたぶるに濡れて行くわれを、われならぬ人の姿と思えば詩にもなる、句にも読まれる。> 山を越え、熊本市の北(現在は玉名市)にある、桃源郷と呼んだ温泉宿(前田家別邸)に行くときの描写です。銀箭(ぎんせん)は銀の矢で、ここでは、天から糸のように落ちる雨の形容です。 夕刻、薄墨、雨、銀ですから、南画の世界。漱石は、墨絵を見ながら書いたのかもしれません。… … …(記事全文13,089文字)
