■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.769 <769号:世界金融危機は、2015年内に再来するのか(2)> 2015年5月28日:米国のシャドー・バンキングがはらむ金融危機 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-27392.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015052810000026725 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。所要で、長野県に行く機会がありました。長野と言えば、善光寺の門前町です。街のたたずまいには、猥雑さがない。 本尊の「ご開帳」には、7年に一度というので全国から人が集まり、決して見せない黄金の前立本尊と紐でつながった、蘇東坡(そとうば)のような回向柱(えこうばしら)に触るために、朝8時に数千人の列ができていました。最後尾には3時間という標識が立っています。 精進料理の宿坊に泊まろうかと思っていたのですが、どこも、満室でした。仕方なく駅に隣接したホテル・メトロポリタンから、朝早くでかけたつもりですが、考えが甘かった。門前は、すでに人で沸いていました。 真夏の暑さで、高原の澄んだ空気を貫く日差しで、しばらく立っていると痛く感じるのでした。それにしても日本人は、秩序正しい。列を乱す人や割り込みは、ほぼ皆無です。この秩序好みが、日本人の行動と産業の特徴を作っているとすら思える整然さです。 強い光の中、大勢ではあっても静かな列に並び、当方がぼんやり考えたのは、俗界の「マネーの価値」でした。「お金」は、善光寺の本尊に似て、それが、多くの人に信じられることで機能を発揮します。ご本尊も、マネーのようなものです。 カギになる概念の「信じる」とは、期待を満たすだろうという確信でしょう。1人だけ信じても、意味はない。社会の中で、多くの人が「紙幣」の購買力を信じ合う必要があります。 孤島に流されれば、1億円の紙幣も、それ自体では、ティッシュ・ペーパーより、価値がない。ゴールドですら、生活に必要なナイフになる鉄より、金属としての価値がない。 サルも序列のある社会は作りますが、食物と交換するマネーの価値を信じることはない。ボスの力には服従しても、ご本尊は信仰しない。 マネーの価値には、岩井克人も明らかにしたように「人(社会)が信じるから、自分も信じる」という信じることの無限連鎖の構造があります。… … …(記事全文16,305文字)
