■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.663 <663号:本論:インフレと国債価格及び金利(3)> 2013年7月11日:国債の金利、価格、実体経済 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-17082.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2013071110000016411 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。梅雨明けでしょうか。外は、烈(はげ)しい暑さです。毎年、梅雨が明けたとたん、早朝から10時ころまで、蝉たちの合唱になるのですが、今年は、まだ、ない。きっと、梅雨は明けていない。昆虫が、正確に季節の、本当の時間を知っているように思えます。 PHPのVoiceという月刊誌を、記憶では、15年間くらい購読しています。さっき来た8月号では、プリンストン大学の、ノーベル賞学者ポール・クルーグマンが『インフレ2%達成後の未来予想図』というタイトルでインタビューをうけています。取材・構成は大野和元氏です。クルーグマンは、当方、いつも参照しています。 クルーグマン:<もし(日本経済が)2%のインフレ目標を達成すれば、しばらくは長期金利も高くなるでしょう。おそらく日本は国債の「名目金利」は1%以上になると思いますが、インフレ率が2%ですから、「実質金利」はマイナスになると考えられます。> 「実質金利=名目金利-インフレ率」、です。クルーグマンが言うのは、インフレが2%になっても、名目金利は、さほど上がらず2%以下の1%台であり、マイナスの実質金利になるということです。実は、こここそが、2013年、2014年の経済を見るとき、もっとも肝心な点です。 ●クルーグマンは簡単に、「日本の名目金利は1%台を続け、物価が2%上がるようになると、実質金利はマイナスになる」と言っています。当方、この点に、異を唱えます。 「長期金利=実質GDP成長率+期待インフレ率」に、一致はしなくても、次第にここに向かうと考えるからです。これが国債の、価格と金利をきめます。 どちらが正しいか? これによって以降の見方は、変わります。本稿では、当然に、当方の見方を書きます。 本稿は、本シリーズの中核部に当たる本論です。 数字があり、算数の計算(かけ算、割り算)があります。 国債や金融は、定量化しないと、意味がないと思うからです。… … …(記事全文13,786文字)
