■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.568 <568号:紙幣を発行する中央銀行の敵は、 ゴールド価格だった(2)> 2011年12月14日:禁じられてきた紙幣論 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。NYにいると、圧倒的な街の景観に気圧される ため、アメリカ経済の強さを感じます。このため、日本、中国、新 興国がドル債を買う。このドル債の買いが、ドル基軸通貨体制の支 えです。対外負債が多い経済数値では、米国は弱い。しかし国土と 景観は、世界を圧倒しています。 逆に言えば、ドイツに次ぐ貿易黒字国(相手国は欧州)、つまりド ル債を買う国になっている中国(相手国は米欧:世界2位、日本は 3位)が、事実上のドルペッグ制(対ドル準固定相場)を、元変動 相場に変えたときが、ドル債が売られてドル基軸通貨体制が終わる ときです。2000年代のドル基軸は、外貨準備を$3.2兆に増やした 中国が支えています。(注)日本は中国のほぼ1/3の、$1.2兆で す。 サウジアラビアとアラブ首長国連邦がとっているドルペッグは、中 国では元が高騰したとき(つまりドル売り・元買いが増えたとき)、 共産党政府が、元を売って、ドル債を買い元相場を下げることです。 ドルを通貨の主軸とし、自国通貨をドルの付属通貨にすることと等 しい。中国と米国は、政治では「冷戦下の緊張」です。国家主権の 最たるものである通貨では、米ドルに人民元が服従する体制をとっ ています。日本だけでは、経常収支の黒字の減少のため、そして今 後も減少するという予想のため、ドル債を増加買いし、ドル基軸体 制を支えること(これを日本政府は国際協調と言う)はできなくな っています。 中国が貿易黒字でドル債を買うことが、FRBが、量的緩和という通 貨増発を続けることができている理由です。これは、FRBが、金融 危機に対し、マネーを刷って貸し与えることができる理由でもある… … …(記事全文16,340文字)
