■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.549 <549号:デリバティブを売買するシャドー・バンキング> 2011年8月03日:G-ゼロになったと言う世界の国債市場 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。今、東京のホテルの机で、書いています。お 送りするのが、8月4日午前6時を超えました。 米国債の発行上限を決めていた「政府債務上限法($14.3兆:1140 兆円)」は、民主、共和両党で妥協ができ、デフォルト(債務不履 行)のギリギリの期限で、回避されました。(注)日本国債には、 発行上限の法はありません。 前号の続きで<価格の歪(ゆが)みを狙うヘッジ・ファンドの基本 戦略(2)>ですが、タイトルは、<デリバティブを売買するシャ ドー・バンキング>とします。同じ筋のものですが、今回お伝えし たい以下の内容に、そぐうからです。 【(1)政治と国債問題】 米国政府と議会の騒動は、国民に向けた議会のパフォーマンスでし た。 その証拠に、米国債が債務不履行(デフォルト)になったとき、保 証が必要になるCDS(債務の回収を保証する保険)の料率は、0.5% 付近で変わらず、上がっていなかったからです。CDSの料率が、CDS の価格です。 本当にデフォルトの可能性があれば、その前に、長期債のCDSのプ レミアム(料率)は、今のPIIGS債以上に、高騰しているはずだか らです。 政府が自分から「デフォルトの可能性」を言うときは、100%の可 能性で、それと引き換えに、別の政策(今回は財政予算の削減)を 通したいからです。… … …(記事全文8,736文字)
