… … …(記事全文2,296文字)資本主義は、いずれかの経済主体が負債(借入)を増やし、投資をすることで成長する。
投資とは、レバレッジが基本である。すなわち、手持ち資金以上に借り入れ、投資をするべきなのだ。
実は、そもそも企業のバランスシート自体が、レバレッジ構造になっている。BSの貸方に負債1億円、資本(金)1000万円と計上されていた場合、レバレッジは十倍だ。
手元の資金以上に資金を銀行から借り入れ、投資することで生産性を高めることこそが、資本主義なのである。
前回、解説した通り、1997年のデフレ化以前の日本の企業は、毎年、資金過不足が資金過剰状態だった。すなわち、資金を借り入れ、投資をしていたのだ。
それが、デフレ化以降、日本企業は借り入れて投資をするどころか、返済を進めてしまったのである。
その分、GDP(実体経済)において投資は増えず、経済成長率は低迷した。
【1997年度以降の海外含む日本のネットの資金需要(対GDP比%)】
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