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週刊三橋貴明 ~新世紀のビッグブラザーへ~

三橋貴明(経世論研究所所長)

三橋貴明

需給ギャップと財政政策


内閣府は9月1日、需要と供給の差を表す需給ギャップの第2四半期の値がプラス0.7%だったとの推計結果を公表した。24年第4四半期期から7四半期連続のプラスとなり、年換算で4兆円の需要超過となったとのことである。

 【日本の需給ギャップ(対GDP比%)】

http://mtdata.jp/20260905-1.jpg

 日本の需給ギャップは、平均概念の潜在GDPに基づき試算されている。

平均概念の潜在GDPとは、日本経済の財やサービスの供給能力について、過去のトレンドに基づき計算する。

つまりは、供給能力の最大推定値(最大概念)ではないのだ。

結果的に、潜在GDPが小さく試算されるため、需給ギャップのプラス、つまりはインフレギャップが実数値で計算されてしまう。

本来、需給ギャップの最大値は「ゼロ」である。

何しろ、インフレギャップが計算されるということは、「総需要>供給能力」を意味する。

… … …(記事全文1,952文字)
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