… … …(記事全文1,883文字)フィリップス曲線は、失業率とインフレ率(物価上昇率)の間に「トレードオフ」の関係があることを示すグラフである。
通常は、例えばデフレーションなどで物価が下がる時期は、失業率が上昇する。逆に、好景気で失業率が低下すると、物価は上昇に向かう。
ちなみに、日本のフィリップス曲線を作成すると、失業率とインフレ率が見事に逆相関になっている。物価が上昇すれば、失業率は下がり、物価が下落すると、失業率が上がる。
とはいえ、時折、先進国であっても、
「失業率上昇と、物価上昇が同時に起きる」
現象が発生するのだ。
実際に、1980年、81年頃、アメリカやイギリスは失業率と物価が同時に上昇した。いわゆる、スタグフレーションである。
【図 アメリカのフィリップス曲線】
http://mtdata.jp/data_99.html#USF
