… … …(記事全文2,685文字)中国経済がデフレーションに陥っている。
中国のGDPデフレータは、2023年から25年まで三年連続でマイナスに陥っている。
【中国のGDPデフレータ(対前年比%)】
http://mtdata.jp/20260321-1.jpg
中国のGDPデフレータは、25年末までに11四半期連続でマイナス。その割に、公式統計では経済成長していることになっている。謎としか言いようがない(※皮肉である)。
名目GDPは低迷しているが、GDPデフレータがマイナスで、実質がプラスで「計算される」状況になっているのである。
GDPデフレータがマイナスになっているにも関わらず、中国の経済成長率は共産党の定めた「目標」にほぼ沿う数字が「発表」される。実態は、例えば経済成長率(実質GDP成長率)の目標が5%だったとして、GDPデフレータが▲1%の場合、逆算する形で名目GDP成長率を4%と「計算」していると思われる。
本来は、名目GDPを統計し、GDPデフレータを控除することで実質GDPを計算する。中国の国民経済計算は、方向が逆になっている可能性が濃厚だ。
中国の公式発表については、全体的に当てにならないが、GDPデフレータは「物価の定点観測」をしているため、誤魔化しにくい。GDPデフレータのマイナス継続は、事実だろう。
