… … …(記事全文1,999文字)2023年から25年にかけ、日本のGDPデフレータは何と三年連続で3%を上回った。結果的に、経済成長率(GDP成長率)は誤差レベルに過ぎないにも関わらず、名目GDPは4%を上回る成長となっている。
GDPデフレータとは、名目GDPから実質GDPを算出する際に用いられる物価変動率だ。
現在の日本は、実質の生産量は増えていないにかかわらず、物価上昇により金額で見たGDPがバブル期を超える拡大になっているのである。
それでは、このGDPデフレータの上昇、物価上昇はなぜ生じているのだろうか。
日本には、未だに物価上昇について、
「輸入物価の上昇の影響だ」
などと主張する者がいるが、それは2022年までの話だ。2022年以降、輸入物価は国内物価にほとんど影響を与えていない。
