… … …(記事全文2,693文字)「CO2を主因とする地球温暖化説」に異を唱える非主流派の研究者たちは、「地球の気候システムはCO2という単一の因子だけで動くほど単純ではない」と指摘する。
●非主流説
<2020年3月22日 ダイヤモンドオンライン>
- ①太陽活動と宇宙線の影響
デンマーク工科大学のヘンリク・スベンスマルク教授が提唱した説で、地球の気温には、太陽活動や地球磁場や宇宙線量などの「宇宙的要素」が深く関わっており、大気の0.03~0.04%しか占めない二酸化炭素のみに温暖化の原因を求めるのはおかしいとする説だ。
<2021年9月4日 JBプレス>
スベンスマルクは、太陽活動が活発な時期は地球の気温が上がり、停滞時期は気温が下がると主張する。
<スベンスマルク効果>
もともと、現在進行中の太陽活動周期「サイクル25」(約11年周期 2019年12月スタート)は過去200年間で最も弱くなると予想されていた。
<2019年6月23日 In Deep>
太陽活動が極端に低迷したマウンダー極小期(1645~1715)とダルトン極小期(1790~1830)の時期には、特に北半球で気温が低めに推移した記録がある。この歴史的事実から、太陽活動と地球気温の間には相関関係があると見る研究者も少なからずいる。
こうした見方を背景に、2015年に開かれた英王立天文学会で太陽活動低下予想が発表された当時、英テレグラフは「地球はミニ氷河期に入る」と報じている。
<2019年6月26日 日経ビジネス>
ところが、現在進行中の太陽活動サイクル25は、科学者の予測を大きく上回る活発さを見せている。
<太陽活動サイクル25>
スベンスマルク説を支持する一部の研究者や、太陽活動を重視する立場の人々の中には、近年の太陽活動が想定より弱まらなかったことを、予測されていた寒冷化が顕著に現れない理由の一つとして挙げるケースがある。
<2015年11月9日 Chuo Online>
この太陽影響説に対し主流派は、太陽活動が気候に与える影響自体は認めつつも、そのインパクトは『極めて限定的』であると評価し、主因とする説を退けている。
- ②水蒸気と海洋循環の影響
温室効果ガスの中で最も影響力が大きいのは、実はCO2ではなく水蒸気だ、と指摘する研究者も少なくない。実際、現在の大気において水蒸気がもたらす温室効果はCO2よりも大きいことが科学的に確認されている。








