… … …(記事全文2,577文字)5月3日、世界保健機構(WHO)が、大西洋を航行しているクルーズ船で「ハンタウイルス」への感染が疑われる事例が複数発生し3人が死亡した、と発表した。6年前のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の新型コロナ集団感染を思い出した人も多いだろう。
●見覚えある光景
<2026年5月6日 NHK>
ハンタウイルスは、ネズミなどのげっ歯類が媒介するウイルスで、感染したネズミの糞・尿・唾液などが乾燥し、空中に浮遊したウイルスを吸い込むことで感染する。基本的に人から人へは感染しないが、アンデス株は稀に濃厚接触した人に感染することがある。感染者は、発熱や頭痛などの症状の後、腎機能障害や呼吸不全になり、致死率は30~50%と非常に高い。
<ハンタウイルス「アンデス株」>
現時点のクルーズ船の感染者は8人(先日、WHOが9人から8人に下方修正した)、そのうち3名が死亡しているという。
世界保健機関(WHO)は感染リスクは非常に低いとしつつも頻繁に状況を発表し、大手メディアはおどろおどろしいBGMと映像で恐怖を煽っている。
<2026年5月12日 FNNプライム>
<2026年5月13日 テレビ朝日>
https://youtu.be/ghWajN38YU4?si=VXrPsMBMDYxfOPYa
多くの人が感じているように、この状況は6年前の新型コロナ発生時と瓜二つだ。新型コロナパンデミックも、中国武漢で始まった感染拡大に対するWHOのパンデミック否定と、ダイヤモンド・プリンセス号集団感染の過剰報道で始まった。
<2020年2月25日 テレビ東京>
https://youtu.be/5OWxe4qDc2U?si=L-sOM9ZUI2TRgzje
<2020年2月5日 テレビ朝日>
https://youtu.be/3u1jYZbPd_g?si=Z8xt1C8Chrd9WZQt
実はワクチンの事前準備や「予言」(予告?)や予行演習についても、当時と似通っている。
●様々な共通点
今年3月、中国・空軍軍医大学の研究チームが、ハンタウイルスに対する次世代核酸ワクチン(mRNAワクチン)の研究成果を「Nature Communications」で発表した。今回のクルーズ船がアルゼンチンを出向するわずか1週間前の出来事だ。






