… … …(記事全文8,356文字)2026年9月21日発行(通算第897号)
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石井順也の世界情勢ブリーフィング
https://odyssey.co.jp/blog/jd/
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シルバーウィークですね。9連休という方もいるでしょうか。私も少し一息つけそうですが、遠出はせず、近場でゆっくり過ごしながら、普段なかなか手を付けられない仕事を時間をかけて進めるつもりです。結局、仕事がメインになってしまうかもしれません(苦笑)。
さて、今週は中東情勢と原油価格の動向、そして今週予定されている習近平国家主席の訪米を取り上げます。前者についてはSaltさんから「前回、なぜ取り上げなかったのか」と責められてしまったので(笑)、詳しく解説することにしました。ドイツの選挙も書こうと思ったのですが、次回、結果を見てから解説します。
【目次】
1.先週の動き
● 中東情勢と原油動向
2.今週の動き
● 習近平の訪米
3.今週の一冊
4.近況報告
5.あとがき
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先週の動き
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9/13(日)
・スウェーデン総選挙
・沖縄県知事選挙(自民党推薦の古謝玄太・元那覇副市長が当選)
9/14(月)
・トランプ大統領がAIへの懸念は陰謀論と表明
・トランプ大統領がロシアとウクライナがお互いのエネルギー関連施設を攻撃しないことで合意したと表明
・米財務省がロシアのVTB銀行をイランの制裁回避支援を理由に制裁対象に追加
・G20エネルギー閣僚会合(ヒューストン、~16日)
・IAEA年次総会(ウィーン、~18日)
・イエメンのフーシ派がサウジの空軍基地を攻撃
・フィリピンのバンサモロ自治地域で議会選挙
9/15(火)
・FOMC(~16日)
・北京香山フォーラム(北京、~17日)
・サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とエジプトのシシ大統領が会談(カイロ)
9/16(水)
・トランプ大統領がノースカロライナ州ガストニアで演説
・FOMC最終日(FF金利の誘導目標を0.25%引き上げ(3.75~4.00%))
・中・イラン外相会談(北京)
・イエメンのフーシ派がサウジの空軍基地を攻撃
・EUのフォンデアライエン欧州委員長の施政方針演説(ストラスブール)
9/17(木)
・トランプ米大統領がポーランドへの米陸軍基地の新設に向けて「大きな進展があった」と表明
・米中外相電話会談
・米国務省がサウジへのF-35の売却を承認したと発表
・中国の董軍国防相と北朝鮮の金剛日国防次官が会談(北京)
9/18(金)
・トランプ大統領がデンマークとグリーンランド自治政府とグリーンランドの安全保障に関する協定を締結したと表明
・トランプ大統領がCNN等のホワイトハウスの取材を禁止すると表明
・カリフォルニア州のニューサム知事がAI開発規制の強化に関する行政命令を発表
・ロシア下院選・統一地方選挙(~20日)
9/19(土)
・米国でリンゼー・グラム・ロシア・イラン制裁法が成立
●中東情勢と原油動向
米国とイランの対立が続く中、ホルムズ海峡では船舶の航行が大幅に制限された状態が続いています。
そこに新たなリスクとして浮上したのが紅海です。イランの支援を受けるイエメンのフーシ派は、紅海沿岸の要衝モカを制圧し、さらにバブ・エル・マンデブ海峡内のペリム島などにも進出。紅海の南の玄関口に対する影響力を大幅に強めました。
さらに、ホルムズ海峡を迂回して原油を紅海側へ運ぶサウジの東西パイプラインも、イラク領内からのドローン攻撃を受けて稼働を停止。原油価格には再び強い上昇圧力がかかっています。
ホルムズ海峡に続き、紅海の輸送ルートも揺さぶられる中、中東情勢と原油価格は今後どうなるのか。各勢力の最新の動向を踏まえて解説します。
