… … …(記事全文9,182文字)2026年9月14日発行(通算第896号)
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石井順也の世界情勢ブリーフィング
https://odyssey.co.jp/blog/jd/
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8月下旬から、すっかり涼しい毎日が続いています。また暑くなるのかと思っていましたが、このまま秋になるのでしょうか。近年は夏が長くなったといわれますが、むしろ季節の時期そのものがスライドしているのだろうか、と思ったりします。
さて今週は、トランプ色に染まった異例の米共和党大会と、さらに白熱する米中のAI競争を取り上げます。ドイツのAfDの躍進とフーシ派による紅海ルートの妨害も注目テーマでしたが、これらについては次回以降に取り上げたいと思います。
【目次】
1.先週の動き
(1)米共和党大会
(2)米中のAI競争と習近平訪米
2.今週の動き
3.近況報告
4.あとがき
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先週の動き
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9/6(日)
・ウィトコフ特使とクシュナーとウクライナのゼレンスキー大統領が会談(キーウ)
・ドイツのザクセン・アンハルト州議会選挙(AfDが第1党に躍進)
・イランのレザイー最高安全保障委員会(SNSC)事務局長がホルムズ海峡周辺に「制限区域」を設置する考えを表明
・OPECプラス有志国会合(オンライン)
9/7(月)
・レイバーデー
・トランプ大統領が米国でボンバルディア機の販売を許さないと表明
・日米韓の共同訓練「フリーダム・エッジ」(~11日)
・イラン外務省のバガイ報道官がホルムズ海峡の暫定航路についてオマーンと数日内に合意する見込みと発言
・ウクライナのクラフチェンコ検事総長が辞任を表明
・IAEA理事会(ウィーン、~11日)
9/8(火)
・米ロ首脳電話会談
・カナダの米国への報復関税が発動
・トランプ大統領がカナダの乳製品等の輸入を3週間後に禁止する大統領令に署名
・米情報機関が中国のAI企業6社による米国製AIモデルの蒸留を非難する勧告を公表
・中英首脳電話会談
・サウジのエネルギー施設がイエメンのフーシ派に攻撃されたとサウジが発表
・国連総会開幕(NY)
9/9(水)
・トランプ大統領が共和党の中間選挙大会の開会日で演説(ダラス)
・トランプ大統領がイランとの戦闘終結は11月の米中間選挙の後になるとの見通しを表明
・米中央軍がイランのハールグ島周辺やオマーン湾で原油タンカー5隻を攻撃したと発表
・イランの革命防衛隊がヨルダンの米軍基地を弾道ミサイルで攻撃したと発表
・北朝鮮の建国記念日
9/10(木)
・トランプ大統領が共和党の中間選挙大会の最終日で演説(ダラス)
・米財務省がヒズボラとカタイブ・ヒズボラを支援しているとする企業や個人に制裁
・イエメンのフーシ派が紅海沿岸の港湾都市モカを制圧
・ECB定例理事会(ベルリン)
9/11(金)
・トランプ大統領が国防総省での9・11の25周年式典で演説(アーリントン)
・印ロ首脳会談(デリー)
・サウジが東西パイプラインの操業を停止したと発表
・ミャンマー・カンボジア首脳会談(プノンペン)
9/12(土)
・米・アイルランド首脳会談(ダブリン)
・BRICS首脳会議(デリー、~13日)
・中印首脳会談(同)
・北朝鮮が元山一帯から日本海に向けて短距離弾道ミサイル数発を発射
●米共和党大会
米共和党がテキサス州ダラスで「中間選挙全国大会」を開催しました。党大会は本来、大統領候補を指名するために開催されるものであり、中間選挙に合わせて開くのは初めてのことです。
トランプ大統領は2日間にわたって演説を行い、共和党が上下両院を維持すれば、米国の成人市民全員に5,000ドルの「トランプ配当」を支給すると表明。中間選挙については「私が投票用紙に載っていると思って投票してほしい」と訴えました。
異例の共和党大会の意義についてトランプの発言を含め解説します。中間選挙の展望もアップデートします。
