… … …(記事全文9,249文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①予測通り株価暴落!「頭と尻尾はくれてやれ!24/8/5暴落再演なら2000ドル下落ごとに拾え!」と前回書いた通りにできた?
②相互関税も悪くない!トランプのおかげで金価格3200ドル突破?米市場はまだ下がる?日本株PER11倍で割安圏突入!
③いまごろリセッションにスタグフレーション?確信犯トランプシナリオわかれば狼狽なし!
④「国債償還原資準備→4月大波乱!株価暴落→追証発生→含み益清算!金売却で大幅調整(ここまでは前回書いた通りの展開)」→トランプリスク利下げ要求→金ETF本格流入→最高値更新!
⑤中国本格経済テコ入れ!ウク復興本格スタート期待で資源高!原油増産で反落も5月反発?
⑥4-5月決算発表V字回復期待銘柄「A・O・G・P・S」チャート徹底解析!
※4/13(日)「中島孝志のオンオフサイトミーティング」を緊急開催します。
株価暴落? いや金価格高騰!・・・「34500円水準は正常化への工程」と考えていますが、「31000円水準」となると少しオーバーシュート。
さて、TOPIXがPER11倍なら割安。絶好の買い場です。24/8/5暴落時直前、2000円下落ごとに分割投資できるよう計画してくださいね、と投資倶楽部ではお話しましたが、いざとなると驚いてスルーしてしまった人もちらほら。今回はどうでしょうか・・・。
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
すべての投資に言えることですが、株価は業績、ファンダメンタルズで決まるものではありません。為替、金利、とくに地政学がなんといっても大きく左右します。バイデンのデータ粉飾なども気づいている投資家は何人もいます。「こんなわけない」「いつか正常化するはず」と待ち構えている投資家たちがそうです。本メルマガ読者も当然、お気づきのはず。
さて・・・前回、「米市場は①ドル下落 ②金利急落(価格反発) ③株価大幅下落・・・金利急騰ならばトリプル安=金融危機突入になりそうなところ。いや、これからなるのでは?」と書きました。
ダウ工業株30種平均は▼3.98%、Nasdaq総合株価指数は▼5.98%。SOX(フィラデルフィア半導体指数)にいたっては▼9.88%。10年債利回り4.038%。為替米ドル円は1ドル=145.20円・・・リスクオフ。
前回予測した通りの展開になっています。
「直近1年間(52週)につけた高値から下落率が、10%超なら「調整局面」、20%ですと「弱気相場」と呼ばれます。Nasdaq総合指数は3/6、24/12につけた高値からの下落率が10%超=「調整局面」に突入しました。数カ月の株価停滞?」
そうなりそうです。
「コロナパンデミックでは6カ月で回復。これは先進国が一致団結して超金融緩和、そしてなりふり構わず企業と家計に流動性補填=マネーのテコ入れを実施したからです。短期間に積極的な金融・財政政策が実施されれば、暴落は30%水準でV字回復できるのです。
いま、あの時のマネー創造(国債・社債発行で生みだしたマネー)の償還時期を迎えています。米国は財政赤字36兆ドル。うち25%=9兆ドルが「利払い分」なのです。4-5月にこれだけのマネーを用意できるのでしょうか・・・」
「金先物価格は、中心限月6月限がオンス3100ドル突破と連日の最高値更新。先行き不透明感が安全資産としての「金ゴールド」をより輝く存在に押し上げているのです」
その通りになりつつあります。