… … …(記事全文6,215文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①トランプリスクで株価大幅下落?いえいえ、バイデン粉飾データの化けの皮が剥がれているだけ!
②米株価は中間選挙・次期大統領選で勝つための「トランプの大局観」にしたがって動く!
③Tariff Man Trump!嵐を呼ぶ男トランプ=関税旋風で市場乱高下!相場観測は短期悲観、中期楽観、長期超楽観!
④金銀プラチナ・・・認証在庫高止まり?現物先物市場に乱入!今年も供給不足必至!
⑤M7終焉・半導体セクター年末年始ピークアウト!
⑥米欧市場4-5月大混乱!国債社債償還原資準備→株式・金売却で市場暴落?
⑦中共全人代直後の財政大盤振る舞い必至!資源価格・中国関連V字回復!
⑧4-5決算発表V字回復期待「L・T・T・B・S」チャート解析!
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
相変わらず、トランプ・プーチンのやってることは「悪」で、ウクのゼレンは「正義の味方」という「プロパガンダ」も、2/28に「わざと」追い込んで世界中に「ゼレンの正体」をさらしたことで、「あれ、おかしくね?」「こいつが真犯人?」とようやく気づいた情報難民が増えています。
ところが、ここんところの調整相場については「ぜーんぶトランプが悪い!」「あいつのめちゃくちゃな関税政策のせいだ」と主張する投資家はどんどん増えています。「なんとかこらえてつかーさい」とトランプ乞いの首脳もあちらこちらに見受けられます。
けど・・・トランプになってから小売売上高、雇用統計(政府・民間ともに)が頭打ちになったのでしょうか・・・。年末まで米経済絶好調と言われたのが1/20を境に急に萎んでしまったのでしょうか。
GDP激減予測?
もともと絶好調でもなんでもなかった。大統領選に勝つために、バイデン一味がデータ粉飾をせっせと工作してきた・・・こう考えるほうが自然です。いままで言ってきたことです。
「山ほど暴落の芽を抱えていながら、よくまあ強気相場が続くなあ、と感心しながら呆れています。米市場が踏ん張ってますが、あちらもわが国同様、「正常値」に向かいつつあります。根拠なしに上げ続けてきた株価が根拠なしに下げ続け、近々、底入れ後、相場は回復するのではないでしょうか?」
この見方も変わりません。相場は、目先短期は悲観、中長期は楽観から超楽観に見ています。
今月も2月に引き続き「荒れる3日新甫」。週末3/14はMSQ。乱高下必至。3/3PMI、3/4ISM製造業、3/7雇用統計と重要データが発表されました。もちろん、これらのデータやFedより影響力が大きいのは「トランプリスク」です。ただし、今回はFedパウエル議長発言に市場は助けられましたね。