… … …(記事全文2,916文字)<10月利上げ観測後退も、底入れにはドル高一服が必要>
NYMEXプラチナ先物相場は6月下旬から7月にかけて1オンス=1,500ドル台で下値を固めた後、9月9日には1,936.80ドルと6月3日以来の高値を更新していた。しかし、その後は約1ヵ月にわたって戻り売り優勢の展開になり、足元では1,700ドル水準での攻防になっている。総じて金相場と連動した値動きであり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景とした米金利上昇・ドル高圧力を消化する局面が続いている。
【NYMEXプラチナ先物相場(日足)】
ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁など複数の当局者が早期利上げに慎重な発言を行っていること、10月2日に発表された9月米雇用統計が低調な数値になったことを受けて、10月利上げ観測が後退していることはポジティブ。年内は12月にさらに0.25%の追加利上げを行うのにとどまれば、米金利上昇・ドル高圧力は材料出尽くし感から一服する可能性が浮上する。今週は10月7日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月15~16日開催分)も発表されるが、7月と同様に下値を固める展開に移行するのかが注目される。

