… … …(記事全文2,987文字)<強弱材料が交錯する原油相場>
NYMEX原油先物相場は9月15日の1バレル=106.80ドルで上げ一服となるも、その後は90ドルを挟んだボックス相場が2週間半にわたって続いている。改めて上値を試すような動きは鈍いが、90ドル割れでは押し目買いを入れる動きも強く、明確な方向性を打ち出せていない。
【NYMEX原油先物相場(日足)】
米国とイランの間の激しい交戦は一服したが、停戦協議には目立った進展が見られない。国連総会に合わせて、仲介国のカタールが米国とイランそれぞれと個別協議を行ったが、合意に達する見通しは立っていない。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などの報道によると、トランプ米政権は11月の米中間選挙後にイランに対する大規模攻撃を計画中とされている。3隻目の空母、最大1万人の兵士を中東に追加派遣するなど、軍事的な圧力を強化するとみられている。ただし、米国とイランの双方から停戦合意に前向きな動きもみられ、マーケットは判断を下しかねている。

