… … …(記事全文3,189文字)<コーンはハーベスト・プレッシャーの消化進める>
CBOTトウモロコシ先物相場は9月2日の1Bu=549.75セントで上げ一服となり、足元では520セント台までじり安の展開になっている。今年は7~8月期に天候不順による作柄悪化懸念を織り込む動きが優勢になり、400セントの節目水準から最大で約150セントの急伸地合を形成していた。しかし、9月に入ると産地で収穫作業が始まったこともあり、いわゆる「ハーベスト・プレッシャー」がトウモロコシ相場の上値を圧迫する教科書的な値動きが観測されている。
米農務省(USDA)によると、直近の9月27日時点の収穫進捗率は18%(前年同期17%、平年18%)となっている。全体規模では概ね平年並みのペースで収穫作業が進んでいる。しかし、9月の米穀倉地帯は日本と同様に雨がちの天候になり、豪雨が報告されている地域も目立った。このため、アイオワ、ネブラスカといった主要生産地の収穫進捗率は伸び悩んでおり、新穀供給の出回りにやや遅れが生じていることが、トウモロコシ相場の下落ペースを抑制している。
