… … …(記事全文3,193文字)<コーンの作柄悪化は消化済か>
米農務省(USDA)は9月11日に発表した需給報告で、2026/27年度の米国産トウモロコシのイールド見通しを前月の180.7Bu/エーカーから178.5Buまで引き下げた。これで2ヵ月連続の下方修正であり、トレンドイールド(183.0Bu)からの引き下げ幅が拡大している。過去3番目の高イールド見通しだが、前年度の186.5Buを大きく下回る可能性が高い情勢だ。
ただし、トウモロコシ相場の反応は限定されている。すでに8月のクロップ・ツアーでは、Pro Farmerが前年度の182.7Buから173.2Buまでのイールド低下予想を示しており、サプライズ感は乏しかったためだ。作況報告の数値の悪化傾向が続いているため、10月需給報告でもう一段の下方修正が行われる可能性もあるが、大幅な修正はないとの安心感が広がった。生産高見通しは前月の160.13億Buから158.00億Buまで2.13億Bu下方修正されたが、過去2番目の高水準である。
