… … …(記事全文2,770文字)<プラチナ相場が年初来安値を更新>
プラチナ相場は年初来安値を更新した。NYMEXプラチナ先物相場は3月の株価急落局面で1オンス=1,703.00ドルまで下落した後、米国とイランの和平合意への期待感から5月13日の2,217.50ドルまで切り返していたが、足元では1,700ドルの節目を割り込む展開になっている。2025年12月以来となる約半年ぶりの安値を更新している。
基本的な値下がりの要因は、金相場と共通している。すなわち、長期化するイラン戦争がインフレ懸念を高め、それが米連邦準備制度理事会(FRB)に対して利上げ対応を促すとの見方だ。金利上昇は貴金属投資全体に共通するネガティブ材料であり、この消化が一巡するまでは、短期下振れリスクを抱えることになる。すでに年内に1回の利上げが実施されることは7割程度まで織り込みが進んでいるため、仮に今後想定される利上げが1回であれば、プラチナ相場の下落余地は大きくない。
