□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2023年6月9日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== FOMC前後の金投資戦略を考える、着実に高まり続ける安全資産の投資ニーズ =================================== <世界の金融政策が改めてタカ派シフト> COMEX金先物相場は5月4日の1オンス=2,085.40ドルでピークアウトし、1,900ドル台に新たな取引レンジを形成している。米政府の債務上限問題を警戒したヘッジ買いが一巡した後の調整売りを消化し、次の方向性を模索する展開になっている。ここで新たな相場テーマになっているのが米金融政策環境だが、タカ派とハト派の見方が交錯する中、米長短金利とドルがともに方向性を失い、それと連動して金相場もボックス気味の展開になっているのが現状である。 5~6月は、世界の中央銀行が改めてタカ派スタンスを強めている。各国で明確なディスインフレ傾向が確認されているものの、各国中央銀行のインフレターゲットを早期に達成するためには、追加的な政策対応が必要ではないかとの議論が活発化しているためだ。… … …(記事全文3,870文字)
