□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年9月23日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 欧州でコロナ第2波が発生、金市場が警戒するのは株式市場のパニック化 =================================== <ユーロ高・ドル安是正による金相場急落> COMEX金先物相場は1オンス=1,900ドルの節目水準まで値下がりする展開になっている。8月中旬以降は1,900ドル台で三角保ち合い相場を形成しており、9月15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後も明確な方向性を打ち出せていなかった。8月7日の2,089.20ドルで上げ一服となるも、1,900ドル割れには抵抗を見せる中途半端な地合が続いていた。しかし、9月21日の取引では前日比51.50ドル安の1,910.60ドルと急落し、その後も1,900ドルの節目を巡るボラタイルな攻防戦が観測されている。 金相場の膠着状態に動きをもたらしたのは、ユーロ/ドル相場である。週末を挟んでユーロ売り圧力が強くなったことで、相対的にドルが押し上げられ、それがドル建て金相場の上値を圧迫する構図になっている。為替要因の影響が大きい値動きになっている。… … …(記事全文3,631文字)
