□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年9月9日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 4~6月期のプラチナ需給は供給不足に、需要よりも供給サイドの崩壊が深刻だった =================================== <4~6月期はコロナ禍の中で供給不足に> 南アフリカのプラチナ鉱山業界団体ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)は、9月8日に公表した「Platinum Quarterly Q2 2020」において、4~6月期の世界プラチナ需給が19.1万オンスの供給「不足」になったと報告した。1~3月期は13.8万オンスの供給「過剰」だったが、コロナ禍が世界的な広がりを見せる中で、プラチナ需給は逆に引き締まったことが確認できる状況になっている。 理由は極めて単純であり、コロナ禍の4~6月期のプラチナ需給に対するインパクトは、需要よりも供給サイドに大きな影響を与えたことに尽きる。当然に世界経済の活動が急減速したことで需要環境は大きなダメージを受けたが、それ以上に供給環境に大きなダメージが生じており、需要低迷局面で需給は引き締まる結果になった。… … …(記事全文3,984文字)
