□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年9月11日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 需給バランスの取れる価格を打診する天然ゴム、エルニーニョ現象発生にも注意 =================================== <調整局面が続く天然ゴム相場> JPX天然ゴム先物相場(RSS)は、8月31日の1㎏=205.50円で当面のピークを確認し、足元では170円台後半まで値下りしている。8月下旬は、産地需給のタイト感を背景に産地相場が急騰したことが材料視され、1月20日以来の高値を更新していた。年初来高値208.70円(1月17日)まで残り3.20円に迫る展開になったが、その後は短期筋の利食い売りが優勢の展開になり、逆に8月25日以来の安値を更新している。180円割れで下げ渋りの兆候もみられるが、当面のボトムを確認したのかは、なお高いレベルの不確実性を抱えた状態にある。 8月下旬のゴム相場の急騰は、産地主導の値動きとは言え、持続可能性があるスピードではなかった。14日RSIは一時83ポイントを超えたが、これは今年に入って最も買われ過ぎの状態になったことを示している。このため、8月31日を最後に高値更新が止まり、9月3日に前日比11.30円安の急落地合になり、翌4日に更に4.80円安と続落したことに関しては、弱気派はもちろん、強気派にとっても当然の値動きと冷静に受け止める向きが多かった。… … …(記事全文3,689文字)
