□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年9月1日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== ラニーニャ現象を警戒する農産物市場、2011~12年の高騰相場は再現するか? =================================== <農産物市場は全面高の展開に> 農産物価格が高騰している。シカゴ穀物市場では、中心限月ベースでトウモロコシが3月16日以来、小麦が4月20日以来、大豆が2018年6月11日以来の高値をそれぞれ更新している。トウモロコシ先物相場は、4月21日の1Bu=309.00セントをボトムに、8月31日高根は364.25セントに達しており、今年最安値からは17.9%の値上がりになっている。小麦先物相場は、6月26日の471.00セントをボトムに、8月31日高値は560.00セントに達し、最大で18.9%の値上がりになっている。大豆先物相場は、4月21日の818.50セントをボトムに、8月31日高値は966.75セントとなり、18.1%の上昇率が記録されている。いずれも、今年最安値からは20%に迫る上昇率を記録している。 しかし、実は農産物市場で高騰しているのはシカゴ穀物相場のみではない。ソフトマーケットも軒並み急騰しているのだ。ICEコーヒー先物相場は3月26日以来、Liffeeコーヒー先物相場は昨年2月25日以来の高値を更新している。ICEココア先物相場は3月2日以来、ICE綿花先物相場は2月26日以来の高値を更新している。ICE砂糖相場は8月下旬に3月6日以来の高値を更新し、MPOCパーム油先物相場は2月10日以来の高値を更新している。JPX天然ゴム先物相場も1月20日以来の高値を更新している。… … …(記事全文3,653文字)
