□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年8月28日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 天然ゴムは半年ぶり高値更新、コロナ禍からの需要と供給の回復ペースに問題あり =================================== <半年ぶりの高値更新> 天然ゴム相場が改めて高騰している。JPXゴム先物相場RSSは、1㎏=170円台中盤をコアとした保ち合い相場を約2週間にわたって続けていたが、8月26日の取引で180円の節目を突破し、28日高値は186.90円に達している。これは、2月26日以来となる約半年ぶりの高値を更新したことを意味する。 元々、コロナ禍のピークとなった4月2日の138.30円をボトムに安値修正を進めてきた相場だったが、需要環境の改善では160円水準を回復するのに精一杯であり、特に新型コロナイルスの感染被害が世界的に広がりを見せた7月には、調整売りが上値を抑える場面も目立った。しかし、7月下旬以降は産地相場の急伸地合と連動した買いが膨らんでおり、一気に水準を切り上げた格好になっている。… … …(記事全文3,603文字)
