□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年8月6日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 4~6月期の金需要は西高東低、新型コロナで買う欧米と買えないアジア =================================== 産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の公表した「Gold Demand Trend」最新版によると、4~6月期の世界金総需要は962.0トンとなり、前年同期の1,162.3から200.2トン減少した。四半期ベースでは、2016年10~12月期以来の低水準になる。 新型コロナウイルスの影響で世界経済や投資環境の不確実性が高まる中、主に欧米系の投資家が上場投資信託(ETF)経由で金投資を拡大し、ETF投資需要は前年同期の76.1トンから434.1トンまで急増している。これは世界同時金融危機直後の2009年1~3月期に次ぐ、過去2番目の高水準になる。ETF投資需要はこれで7四半期連続のプラスであり、投資残高ベースでは前年同期の2,602.2トンから3,620.7トンまで急増し、過去最高を更新している。1年間で1,000トン以上の金を、ETFの形で退蔵在庫として保管できている。… … …(記事全文2,995文字)
