□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年8月5日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== インフレ期待が高まる一方で名目金利は低下、実質金利低下が促す金相場の急騰 =================================== <ロビンフッターがかく乱する金相場> 金相場の高騰が止まらない。7月中旬までは1オンス=1,800ドル水準で取引されていた相場だが、7月24日には1,900ドルの節目を突破し、7月27日には2011年9月に記録した過去最高値1,923.70ドルを上抜き、8月3日には早くも2,000ドルの大台に乗せたが、その後も高値更新サイクルが続いている。8月5日のアジア時間には2,048.60ドルまで値上がりしており、どこまで急伸地合が続くのか分からない状態になっている。 金市場はこれまで100ドルの節目到達の度に日柄、ないしは値柄での調整を迫られていた。利食い売りをこなすことで下値を固めた上で、次の100ドルの節目を打診する展開が繰り返されていた。しかし、1,900ドル、2,000ドルの節目は殆ど意識されることなく突破している。「過去最高値更新」と「2,000ドルの節目突破」からは当然に大規模な利食い売りが入っても違和感がなく、それは現在も変わりない。… … …(記事全文3,998文字)
