□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年7月30日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== プラチナ相場が一時1,000ドル到達、コロナ禍前の値位置回復の意味は? =================================== <1,000ドル到達のプラチナは割高か割安か> NYMEXプラチナ先物相場は、7月28日の取引で一時1オンス=1,000ドルの節目を突破した。今年のプラチナ相場は、1月16日の1,046.70ドルが現時点での年間最高値であり、新型コロナウイルスの感染が中国で広がった2月に900ドル台後半までコアレンジを切り下げ、その後は2月19日の1,021.00ドルまで切り返したものの、欧米でも感染被害が広がった3月に急落地合に転じ、現時点での年間最安値562.00ドルを付けている。 こうした経緯を考えると、新型コロナウイルスの感染被害が広がり始める前の価格水準に回帰していることに対しては、違和感を抱く向きがいても当然である。1,000ドルは、新型コロナウイルスのショックがなかった場合の値位置であり、主要素材市況、更には株式相場でさえも急落前の値位置回復に手間取っていることを考慮すると、プラチナ相場の根市は過熱状態との評価も可能になる。… … …(記事全文3,538文字)
