□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年7月22日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 中国・東南アジアの洪水被害で、パーム油と天然ゴムが急騰している =================================== <九州だけではない豪雨・洪水被害> 中国南部の長江流域では豪雨が続いており、河川水位の上昇で洪水被害が多発している。新型コロナウイルスの発生源とされる湖北省武漢も含めて洪水被害が発生しており、このまま河川水位が上昇し続けると、下流域にある人口840万人の南京市、500万人の合肥市など大都市にも大規模な被害が発生する可能性がある。 日本の九州で発生した豪雨被害と同程度の週に500㎜を超える降水量を観測するような地域もあるが、日本とは異なり中国の河川の速度は極めて遅いだけに、短い時間に異常な高水量が発生すると、洪水被害に直結し易い。しかも、長江流域は稲作の発生地とも言われるように、もともと河川や湖沼が多数あって水が潤沢で平野が広がる地域だけに、洪水被害は甚大なものになり易い。… … …(記事全文3,629文字)
