□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年7月20日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== OPECプラスは減産規模縮小を決定、OPECの需要シナリオ通りであれば問題ないが =================================== <OPECプラスは8月からの減産規模縮小を決定> 石油輸出国機構(OPEC)プラスは7月15日に合同閣僚監視委員会(JMMC)を開催し、協調減産の規模を8月から予定通りに縮小することを決定した。5~6月には日量970万バレルの協調減産を実施し、7月も当初予定されていた減産縮小を先延ばしする決定を行っていたが、8月からは予定通りに770万バレルまで減産規模が縮小されることになる。 実際には、5~6月に減産合意を達成できなかったイラクやナイジェリアなどが追加減産対応を実施するため、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は当面の減産規模は日量810万~830万バレルまでの縮小に留まるとの見通しを示している。しかし、それでも140万~170万バレル規模の減産規模縮小(=増産)が実施されることになり、国際原油需給リバランスの実現に問題はないのか、マーケットは再検討を迫られる局面になっている。… … …(記事全文3,962文字)
