□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年7月14日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== プラチナ相場の金に対する割安感強まる、投資需要動向に注目すべき局面 =================================== <実需回復の道のりは長い> NYMEXプラチナ先物相場は、3月16日の1オンス=562.00ドルで底入れした後、5月20日の943.00ドルまで一気に切り返したが、その後は約2カ月にわたって800~900ドル水準をコアレンジとした方向性に乏しい展開が続いている。投機筋の買いポジション整理が一巡しているが、改めて本格的に買いポジションを構築することには慎重ムードも根強く、現状では自立反発の域を脱していない。 米商品先物取引委員会(CFTC)によると、大口投機筋のネットロング(買い越し枚数)は4月21日の1万5,287枚がボトムになったが、直近の7月7日時点でも1万7,315枚に留まっている。急落前は6万枚を超えていたが、プラチナ市場では手仕舞い売り一巡後も、本腰を入れた買いは見送られている。押し目での物色意欲は強いが、上昇局面では早めに手仕舞い売りを進める短期スパン中心に留まっていることが窺える。… … …(記事全文3,708文字)
