□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年7月3日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 膠着化した天然ゴム相場、低集荷環境でも値上りしないがサヤは改善傾向 =================================== <薄商いの膠着状態の背景> 東京商品取引所(TOCOM)天然ゴム先物相場は、1㎏=150円台中盤での小動きに終始している。6月末から7月初めにかけての四半期の切り替え局面において、ゴム相場は特に目立った値動きを見せなかった。6月8日の167.60円で上げ一服となったが、4月2日の138.30円をボトムとした上昇トレンドが破綻したと評価されるまでの値動きではなく、強弱感が交錯した不安定な地合が続いていることが確認できる。 上海ゴム先物相場も、東京ゴムと同じく6月8日に1トン=1万0,740元でピークアウトしているが、同29日の1万0,050元がその後の安値であり、足元では1万元台中盤と特に目立ったトレンドを形成できていない。改めて1万元の節目割れから値崩れを起こす訳でも、押し目買いで高値更新を窺う訳でもなく、決定打を欠いている。… … …(記事全文3,588文字)
