□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年7月1日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 作付面積報告を受けてコーン急伸、新型コロナで農家の生産意欲後退か? =================================== <作付面積報告でトウモロコシ相場が急伸> 安値低迷状態にあったトウモロコシ相場が急反発している。CBOTトウモロコシ先物12月限は、6月26日に一代安値となる1Bu=322.00セントまで値下りしていたが、30日終値では350.50セントまで急反発し、7月1日のアジアタイムには350セント台定着を打診する展開になっている。 6月上旬に持高調整のショートカバー(買い戻し)が膨らんだことで、330セント台から340セント台まで若干の切り返しを見せていたが、ここ1週間は改めて豊作見通しを織り込む動きが優勢になり、下値模索の展開になっていた。豊作による需給緩和見通しが強まる中、売られ過ぎ感が緩和されたタイミングで投機売りが膨らんだ結果である。このため、豊作見通しを織り込む動きがどこまで続くのかが問われる地合になっていたが、6月30日の取引で地合は一変した。この日に米農務省(USDA)が発表した作付面積報告が、トウモロコシ相場に対してポジティブ・サプライズになった結果である。… … …(記事全文3,881文字)
