□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年6月16日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== コーヒー在庫は6年ぶりの高在庫に、ブラジルの豊作に怯える展開が続く =================================== <6年ぶりの高在庫水準を予想> コーヒー相場の低迷が続いている。ICEコーヒー先物相場は5月28日に1ポンド=100セントの節目を下抜いたが、6月15日安値は94.55セントに達し、昨年10月21日以来の安値を更新している。3月には一時130.65セントまで切り返す場面も見られたが、4月以降はほぼ一貫して強力な供給プレッシャーを織り込む形での値下り局面が続いている。 コーヒー需給に関しては、隔年で増産と減産を繰り返すブラジルの生産動向が注目されるが、2020/21年度は増産年(表作)となることで、もともと強力な供給プレッシャーが想定されていた。このため、供給サイドから需給緩和圧力が強まることは確実視されていたが、こうした漠然とした警戒感が具体化しつつあるのが、現在のコーヒー相場である。… … …(記事全文3,892文字)
