□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年05月06日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。3月、4月とほぼ一本調子で上昇してきた原油相場ですが、5月入りしてからその強気ムード一色の地合に変化の兆候が見受けられます。3~4月の原油相場環境を総括した上で、5月の原油市場で生じている微妙な変化を読み解きます。 =================================== カナダの森林火災、リビアの出荷トラブルでも上昇しきれない原油相場 =================================== <3~4月の原油相場高を総括する> 4月のNYMEX原油先物相場は、1バレル当たりで前月比7.58ドル(19.8%)高の45.92ドルとなった。3月も前月比4.59ドル(13.6%)高の38.34ドルとなっており、2ヶ月連続で二桁の上昇率を記録している。1ヶ月の上昇幅・率としては2015年4月の12.03ドル(25.3%)には届かなかったが、今年は2月も前月比0.13ドル(0.4%)高の33.75ドルとなっており、3ヶ月連続の上昇は2013年6~8月以来のことである。2月11日の26.05ドルをボトムに、4月29日の高値は46.78ドルに達しており、最大で20.73ドル(79.6%)と8割近い値上がりが記録されている。… … …(記事全文5,219文字)
