□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年04月14日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。IEAが4月月報を発表しました。前月に続いて過剰供給解消に自信を示した格好ですが、実は現在の原油市場では弱気派よりも強気派にとって残念な内容になっています。IEAがどのようなロジックを提示し、それが現在の原油市場においてどのような意味を持つのかを解説します。 =================================== IEAは原油需給リバランスに自信も、強気派よりも弱気派に歓迎された理由 =================================== <IEAは需給均衡化に自信> 国際エネルギー機関(IEA)は4月14日、4月月報(Oil Market Report)を公表した。IEAは3月月報で「トンネルの出口の明かり?(Light at the end of the tunnel?)」とのサブタイトルで、「(原油)価格には、長く暗いトンネルの最後の光が見えているかもしれない」として、最悪期が終わったとは言い切れないが「価格はボトムを打った兆候がある」と指摘していた。このIEAの分析は原油相場の底入れ論を支持するものとして、3月に続いて4月もWTI原油先物相場が1バレル=40ドルの大台を回復する原動力の一つになった。… … …(記事全文4,954文字)
