□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年04月13日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDA4月需給報告が発表されましたが、その内容を検証します。基本的には大きな修正等は行われていませんが、需給見通しにどのような修正が行われており、それが今後の穀物相場見通しにどう影響してくるのかを検証します。また、天候相場のスタート段階の4月前半の穀物相場環境についても、ポイントを確認しておきます。 =================================== USDA4月需給報告は穀物相場の安値膠着化を示唆、原油高の影響が拡大中も =================================== <トウモロコシ期末在庫見通しは上方修正> 米農務省(USDA)は4月12日、最新の需給報告(WASDE)を公表した。穀物市場の関心は既に2015/16年度(旧穀)の需給動向から16/17年度(新穀)の供給見通しにシフトし始めているため、4月需給報告は毎年のことだが相場に対するインパクトは限定される傾向が強い。5月には16/17年度需給見通しの発表が開始される一方、生産地では作付け作業が本格化する直前の段階とあって、4月需給報告で示される15/16年度需給見通しについては参考程度の評価に留まるためだ。比較的大きなブレが発生する可能性があるのが、生産高の確定が進む南米産の生産高見通しになるが、こちらも生産地から各種の統計が出ていることで事前の織り込みが必ずしも難しくないため、4月需給報告が穀物相場に大きな影響を及ぼすリスクは高くない。… … …(記事全文6,764文字)
