■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1160 <Vol.1160:コロナで露呈した「長期停滞」という問題> 2021年5月19日:アイマイな誇大/寡少統計の横行 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2021052008000080291 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ われわれの直接経験の範囲は、身辺に限られて狭い。このため日本の「純文学といわれるもの」は身辺と経験を描きました。日経新聞では小説「みちくさ先生(夏目漱石の伝記風小説:伊集院静)」が連載されています。漱石の小説は、自分の狭い直接経験を脚色して描いたものです。全集を、平均で2回くらいは読んだでしょうか。もっとも好きなものは『草枕』です。 間接経験の領域は、広い。しかしメディアに依存するものであり、人間性のリアリティのあるものにならない。個人からは空想になるので、小説には不適だったからです。 しかしわれわれは、第一にTV、次に新聞や電子ニュース、そして40歳代以下の世代はスマホによるSNSから「間接経験」の世界を知ります。 【梅雨の集中豪雨の報道】 さて、私小説風に卑近なことです。昨日ZOONで、テレワークの教育・研修をしました。その地は、「梅雨による豪雨、浸水がある」という朝のTV報道だったのです。 最初に「TVは、その地は豪雨といっていますが、どうですか。浸水はありませんか?」と訊ねました。「いや、ここは、たいしたことはありません」ということでした。 【ポルノグラフィー的報道】 ここにも「TVとメディアの報道の特性」が現れています。 一言でいえば、「部分拡大のポルノグラフィー的な方法」です。 ポルノグラフィーの映像は、事実です。しかし人体の部分を浮世絵のように非現実的に拡大し、その部分が人間性の全体であるかのように伝えます。ポルノグラフィーの映像の「情報」は事実ですが、それが人々に伝える「メッセージ」は虚報です。「情報」は字事実を示すもの、メッセージは人々が、その情報から受け取るものです。 豪雨、浸水、爆流の川の映像を流し、MCがコメントする。… … …(記事全文17,229文字)
