■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1か月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.875 <875号:迫ってきた、ユーロの金融危機> 2017年4月05日 : 南欧の負債の危機 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-38853.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2017040610000038252 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。東京に比べ10日間くらい遅れていた当地の桜も、漸(ようや)く、桃色の花弁が膨らみ、三分咲きです。満開になると哀しくなるので、今がいい時期でしょうか。 東京に行くタイミングが約10日ずれますが、宿泊する雅叙園の裏手の目黒川の桜は、今満開のようです。800本の、並木という。 【EUからの完全離脱】 英国のメイ首相が、EU(欧州連合)への完全離脱の文書を出しています。移民の受け入れ制限が眼目です。もっと大きな問題は、関税がゼロの域内貿易、そして金融の規制が、どんな着地点になるのかです。 日本からEUに車を輸出すると10%の関税がかかります。しかしEU内である英国の日本工場からドイツ、フランス、イタリア、スペインに輸出すれば、関税はゼロでした。英国には、日本、中国、アジアの中継工場の投資が多かったのです。 金融も同じです。英国で営業許可をとれば、全西欧である大陸のEU(27か国)でも、営業ができていました。英国は、「グローバルな金融・経済のウィンブルドン」になっていました。トップのテニスプレーヤーが集まるように、大手町のように狭いシティが、世界の金融とファンドの集合地でした。 イングランド銀行の正面の広場で、しばらく佇み、イマジネーションをめぐらせたのを憶えています。1990年代からシティは、旧植民地のタックスヘイブンへの窓口になり、世界のマネーが集まるスイスのような金融立国になっていたからです。 英国のGDPに占める金融所得(金融の付加価値)は、10%に達しています。わが国における、自動車製造の付加価値の構成費はGDPの2.4%に過ぎないので(海外生産が増えたため)、その大きさがわかるでしょう。 そのEUの上に、統一通貨のユーロがあります。19か国、人口では米国並みの3万2600万人が、ユーロを使っています。… … …(記事全文13,706文字)
