■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1か月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.873 <873号:人民元と米ドルと無国籍通貨のゴールドと・・・(3)> 2017年3月22日 :中国経済とドル基軸通貨と金 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-38610.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2017032310000038007 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。春分を過ぎ、昼間は春暖が感じられます。冷たい雨も、つぼみを膨らます催花雨になる。蕾(つぼみ)から開花までが早い。今年は、吉野の山桜を見に行きたい。本居宣長が、こよなく好んだのは、山桜でした。 桜は、われわれの情緒的な自然観に、深く根ざしています。月もそうです。摩天楼のビルの狭間に月が見えたとき、「月と桜は、NYには合わない」と感じたのです。ススキなら、なおさらです。われわれは、自然を、擬人化して見ています。「もののあはれ」は、われわれのものです。虫の鳴き声も、西欧人には雑音にしか聞こえない。 本稿のテーマは、「もののあはれ」と対極の、基軸通貨です。ドル基軸の体制に、終焉(しゅうえん)の時が近づいているのではないかという直感が、根拠の論証を求めている感じがして書いています。これは、大きなテーマです。 【前号】 前号では、1985年のプラザ合意でのドル切り下げ(円に対して1/2)のあと、1994年から2002年までのドルは、本来、ユーロ19か国のドル圏からの離脱のため、下落すべきだったのに、逆に上がった原因について考察しました。(ドル実効レート:1994年100→2002年130) http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5072.html 原因は、3つでしょう。いずれも、ドル需要(ドル買い)の増加になるものです。 (1)日本: 経常収支の黒字で世界1大きかった日本が、将来の減価が予想されるにもかかわらず、ドルと米国債を買い支えることで、ドル基軸体制を支えていたこと。日本人にとって国際とは、ドルでした。 (注)1980年代に日本と並ぶ黒字国だった西ドイツは、東西ドイツの併合のために、東ドイツでマルクを使い、経常収支が赤字になっていた時期です。 (↓米国、ドイツ、日本、中国の経常収支の推移:1980年~2016年)… … …(記事全文16,437文字)
