■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.849 <849号:生鮮食品の発注法のシステム化と標準化> 2016年10月12日:流通・小売業の、新しい在庫管理技術 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-36111.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2016101310000035504 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。ファミリーマートとユニーの統合合併、そして、セブン&アイグループの百貨店事業での、H2O(阪急+阪神百貨店)との資本提携(事実上は経営移管)があいついで表面化しています。 少し前ですが、最大手百貨店の三越(2008年の合併前年商が7739億円)は、ライバルだった伊勢丹(新宿本店の年商が2000億円)と2011年に統合・合併しています。 全国の百貨店は、1980年代には、10兆円の年商でした。百貨店協会の直近の売上は、4092億円(16年8月:既存店前年比-6.0%)です。総年商は、6.2兆円(百貨店協会:240店)に減っています。 しかし総売り場面積は493万平米(1990年)から616万平米(2014年)と125%に増えていて、売上が62%ですから、小売業で肝心な単位面積当たりでは、50%に減っています。製造業で言えば、工場あたりの出荷額が50%に減ったことと等しい。 そして、単位面積当たりで50%減の売上は、衣食住の総合品種のGMSもほぼ同じです(総合スーパーともいう)。GMSは、ショッピングセンターの核店舗になっていることが多い、イトーヨーカードやイオンです。衣食住を扱うので総合という。1階の食品売り場以外は、ほぼ例外なく営業利益の赤字です。 全国には1850店のGMSがあります。売上と利益で好調な会社は、1社もない。推計ですが、GMSの店舗の2/3(1230店)は営業利益が赤字でしょう。グループのコンビニや食品スーパー事業で、利益をカバーしています。 閉店する力があるところ(IY堂やユニー)では、2015年、16年に「20%の閉店予定」を発表しています。実際の閉店はもっと増えます。閉店には、(1)社員の移管と、建物の処理損、(2)多くが20年契約のリースですから残存契約期間の家賃の一括支払い、(3)商品在庫の廃棄が必要なので、他の事業で利益が出ていないと、実行できない。多くの敷地価格が、50%以下や30%以下に下落しているので、その減損も大きい。 1970年代まで流通革命の旗手だった、かつてのダイエー(現在はイオンが吸収)を筆頭とする全国のGMSは、ほぼ総崩れと言っていい。収益の悪化が普通になると、報道もされません。しかし経営はしなければならず、社員も働いています。… … …(記事全文14,487文字)
