■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.803 <803号:通貨・金融・経済の、複雑系の動き(1)> 2015年12月24日:金融資産・負債の増加がもたらす複雑系の動き EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-31134.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015122410000030516 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。2015年の掉尾(とうび)は、米国FRBによる利上げ(0.25%)でした。0~0.25%が誘導目標だったFF金利を、0.25~0.5%の枠に引き上げるものです。 【FF金利は、全部の金利の基礎】 馴染みが少ないかも知れないFF金利(Federal Fund Rate)は、民間銀行が、FRB(連邦準備銀行:米国の中央銀行)に、準備預金として預けるときの短期金利です。 FF金利は、銀行間の貸し借りの金利(コールローン金利)の基礎になるため。ドルの長短の金利のベースになります。 FF金利が0.25%上がると、米国債を含む他の金利も0.25%か、それ以上に上がります。FF金利の上げは、マネー量を減らす金融の引き締めです。 米ドルは世界でもっとも、国際的な通貨売買でのシェアが高い通過です。これを示すのが、世界の外為市場での通貨の取引シェアです。 米ドル43%、ユーロ16%、円11%、英ポンド6%、豪ドル4%、スイスフラン3%、カナダドル2%、メキシペソ1%、人民元1%です(2013年)。 このため、米ドルの引き締めや利上げは、通貨交換、金利スワップを経て、世界の通貨に及びます。ドルが買われることは、他の通貨(主はユーロ、円、英ポンド、新興国通貨合計)が売られることだからです。通貨が下がると、金利は上がります。 【7年ぶりの引き締めへの転換】 米国のFF金利が引き下げにはいったのは2007年の9月18日からです。 理由は、全面的な金融危機(リーマン危機)至る引き金を引いた「(住宅の)サブプライムローン危機」でした。住宅ローンにデフォルト(債務不履行)が増えてローン証券(MBS等)が不良化していた次期です。… … …(記事全文14,800文字)
