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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:晩夏の異変:中国経済

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.784 <784号:晩夏の異変:中国経済> 2015年8月27日:偽装の経済指標が剥(は)がれた中国 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-28983.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015082710000028353 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。先週、3600~4000ポイントの幅で波動していた上海総合の指数が、約1000ポイント(25%)も下落しました。今日(8月26日)の前場は2988です。政府の必死の株価対策の効果もなく下がった中国株を見て、米国株、日本株が売られ、欧州と新興国にも波及し、世界同時暴落の様相を見せています。 2万円を超えていた日経平均は、昨日は、心理的な閾値(しきいち)である1万8000円を割れました。しかし8月26日の終わり値(午後3時)は1万8376円であり、政府部門による買いで、前日比570円戻しています。その後の時間の先物も、1万8453円に上がっています(午後9時)。 【パニックの心理】 中国株(国内のA株)の一層の下落は、個人投資家をパニックの心理に陥れています。8900万人のうち、5000万人が1人平均で2万元(380万円)の損失を蒙っているという。(注)1元は、20円ではなく19円で換算しています。 借入で株を買う信用売買では、株価が下落してその損失が証拠金額に近づくと、追加の証拠金を差し入れなければならない。このため、大きな含み損がある株も売って換金することを迫られます。この強制的な売りによって、株価は一層下がります。 【GDPの成長率と企業利益の関係】 上海総合指数(約860社)の、PER(株価/次期予想純益)は、2964ポイント(8月26日)の時点で12.2倍です。 次期予想純益が確かなものなら、株価指数の2964ポイントは高い価格ではない。 しかし、実際より高すぎるGDPの成長率(7%)に比例し、企業の次期予想純益も嵩上げされていたはずです。企業が経営計画として出している次期予想純益が30%は嵩上げされているとすれば、PERでの12.2倍は、12.2÷0.7=18倍付近に上がります。 推計ですが、中国企業の合計の予想純益は、30%は大きくなっているでしょう。とすれば、先週の株価の下落も、ファンダメンタルズでは妥当な水準への回帰と言えます。
… … …(記事全文10,910文字)
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