■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.764 <764号:膨らんだ21世紀の金融資産が向かうところ(1)> 2015年4月23日:金融資産の増加と金融負債の増加は同義 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-26880.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015042310100026212 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。窓ガラスに水滴が流れ、眼下は、春の雨が強く降り注いでいる、暗闇の日本海です。奥能登の和倉温泉、『加賀屋』の3階の広縁で、この冒頭部を書いています。 どこかに似ていると思うと、それは、ずいぶん前に泊まった、ラスベガスの『ミラージュ』でした。あの、文化混合の派手さを、和風に転調すればこうなるといった風情です。 インテリアには、黒御影石、檜の正目、そして廊下には、コーポレートカラーに違いない薄紫の緞通、いずれも、高価なものが使われています。残念なのは、建築の時代を反映し、素材は高価であっても、色の種類を絞るカラー・コーディネートに弱さがあることです。 ホテルに限らず、現代の建築にはカラー・コーディネートでの進歩があります。事例を挙げれば全国に展開されている『星野リゾート』です。カラーの種類が絞られ、面積の60%から70%を占める基調色(ベースカラー)の上に、20%から30%のアソートカラーを配置し、10%くらいのアクセントカラーで引き立てる方法です(7:2:1の原理) 星野佳路(よしはる)代表が、カラー・コーディネートの先進国米国のコーネル大学ホテル経営の出身だけあって、室内の三色コーディネートは基本だったのでしょう。 合掌作りの村(白川郷)にも行きましたが、茅葺の三角屋根が巨大な民家も、インテリアはベースカラーが自然の木が囲炉裏の煙に燻(いぶ)された黒で、引き戸には柿渋色が配されたアクセントカラーになった二色コーディネートでした。写真に撮ると、郷土料理の高級レストランに見えます。 『加賀屋』は業界のランキングでは、日本1の大旅館とされているという。どの要素で順位が決まるのか知りませんが、確かに、部屋で出される料理は、水準を超えるものです。箸袋にまで、5月が盛りの藤の花の絵が描かれているくらい、細部まで行き届いています。 動きにくいであろう和服で、実に細かいところにまで面倒を見てくれる専用の中居さんの動作・所作が、適切で素早い。青森の出身という。言葉に独特の調子があり、それが、心を伝える言葉に聞こえます。こうした1対1の人的なサービスは、ホテルにはありません。 当方が起きる時間をぴたりと見計らい、味のいいお茶が淹れられました。朝食会場までご案内しますとも言われ、さすがにこれはお断りしたのです。旅館を出るときは、お辞儀をして見えなくなるまで手を振るお見送りがありました。… … …(記事全文15,161文字)
