■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.670 <670号:FRBの、出口政策への展開(1)> 2013年8月22日:米国の、量的緩和マネー EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-17717.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2013082210000017047 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。さっきまで、BIS(国際決済銀行)のアニュアル・リポート(年次報告書:2012/2013年)を読んでいました。正直に言えば、字面(じずら)が退屈です。しかし、その表現の奥は深い。 【米国の量的緩和の行方(ゆくえ)】 読んだ目的は、米国FRBの量的緩和第三弾(QE3)が、9月15、16日に予定されている次回のFOMC(連邦公開市場委員会)で、どうなるかを予測するためです。 日本を含む、世界の株価は、 ・米国の量的緩和第三弾が、早く終わるという観測が出ると下がり、・来年までは続くと見ると、上がっています。 量的緩和第三弾(QE3)は、金融危機に対して、米国の中央銀行であるFRBが、毎月、米国債を$450億(4.5兆円)、住宅証券のMBSを$400億(4兆円)買いとって、金融機関にドルを供給するプログラムです。 確認すれば、金融危機だから、普通は行わないQE3のようなマネー増発を行っているのです。 08年以降、世界の中央銀行によるマネー増発が、普通になっています。このため、中央銀行が国債や債券を買い取ってマネーを増発することは、「金融危機の異常な時期のもの」であることがすっかり忘れられているようです。 量的緩和の停止(出口政策)は、マネー政策の正常化なのですが、それが、世界の株価の下落という危機を生んでしまう。ここに、FRBのマネー政策のディレンマ(二律背反)があります。 米国FRBは、QE3で、年間で$1兆(100兆円)規模を増やすという大きな額のドル増発を行っています。これが投機資金になって、米国、日本、そして世界の株価が上がっています。このQE3で、米国の経済は支えられてきたからです。… … …(記事全文10,311文字)
